用語解説


現実組と精神組

それぞれ現実世界の人間(ユノ、真由等)と精神世界(ヨノ、真夜等)の人間のこと。

現実組は精神組がいてこそ平穏を謳歌する。多少差違はあれど、誰しも笑って平気な表情で日々を過ごすことが出来るのは、精神組がその心の均衡を保っているから。

精神組は現実組がいてこそ存在する者たち。現実組の有り余る負の感情を抱え、それらに押し潰されぬよう日々殺戮を繰り返し、その怒りや悲しみを消化していく。

精神組の強さは現実組の負の感情の大きさと比例しており、現実組が抱える負が大きければ大きいほど精神組は強い個体となり、姿形も現実組とはかけ離れたものとなる。しかし強い個体が敗北すると現実組に返る代償も大きく、最悪の場合死に至る。

 

 

上位個体

その身に能力を宿し、現実組とかけ離れた姿を得た明確な意思を持つ者たちのこと。

精神組は基本的に本能のままに動く殺戮人形でしかないが、上位個体は意思を持つことにより機械的な行動から脱することで戦闘力に大きな差をつけることが出来る。主にデスサイズ、ブラッディソード、リレイトを指す。

 

 

設定

対象の情報を自分の意のままに書き換えることができる能力。ヨノとブラッドが所持。

ヨノは物の形を変えたり、相手の動きを封じるまでで精一杯だが、ブラッドは脳への信号まで書き換え幻覚を見せることまで可能とされる。能力が使用できるのは上位個体だけだが、その中でも有利な能力。

 

 

風を操ることが出来、造形も可能な能力。真夜とリレイトが所持。真夜はこの能力を利用して弓矢を作り出している。

リレイトは応用して空間把握ができるため、不意打ちに強いとされる。

 

 

鎖を呼び出し自在に操る能力。デッドが所持。

鎖の数に限りはなく、飛んでくる方向も読めないため地味に厄介。

 

しかし死神であるデッドの能力がこの程度で済むはずもなく。